見えないこと
わからないこと
って、すごく不安ですよね。
不安を解消させるために
さまざまな情報を調べたり
聞いたりしても
安心できる答えが見つからないと
結局これがまた不安の積み重ねに。。
先日お越しくださった
妊娠後期の妊婦の方さんは
『施術受けた後の健診で
逆子が戻ってたんですよー!
こんなアッサリ戻るなんて…
また逆子になるんじゃないかと不安で…』
逆子になっていた時に
ネットで色々と見ていた情報や
健診のモニターでしか確認できない
おなかの赤ちゃんの様子。
おなかがスケルトンなら
赤ちゃんがどんな状態でいるのか
ハッキリとわかるのに
それが見えない・わからないから
次の健診まで不安が募るばかり。
この妊婦さんのように
逆子だけじゃなく
- つわりが酷くて栄養を全く摂取出来ない時
- まだ胎動を感じない
- 流産を経験した事がある
- 仕事内容がハード
などと、いろんな理由で
不安を感じる妊婦さんは多いです。
不安=ストレス
妊娠中に感じる不安は
『ストレス』に繋がります。
特に妊娠初期のストレスは
個人差がありますが
おなかの赤ちゃんに
悪影響を与える可能性が大きいと
医学的にも証明されているほど
ストレス問題は大事なこと。
ストレス社会のせいか
日本ではあまり積極的に扱われていない
という現状ですが…
ストレスを感じると
本能的に防御反応が働いて
下腹部に力が入ってしまい
子宮が狭くなる他
おなかの赤ちゃんの神経系に
悪影響を与えてしまう可能性があります。
だからといって
『ストレスを感じないようにする』
と意気込んでしまうと
これがまた逆効果になることも。
意識しないようにすればするほど
意識してしまったり…
不安な事は考えないようにするほど
考えてしまったり…
じゃあ、どうしたら良いものか🌀
『ストレスがあって当然』
と割り切って受け入れる。
妊娠・出産は
人生においてとても大きな出来事。
生活リズム・環境・身体が
今までと違う方に変化していくこと
体験したことがないことに対して
気持ちがついていかず
不安になるのは当然のこと。
変化を上手く受け入れて
妊娠中はノンストレス
っていう妊婦さんもいます。
妊婦さんみんなが同じように
いきなり上手く受け入れられるわけではなく
ストレスと向き合い受け入れるためには
さまざまな工夫があってこそ。
マタニティマッサージは
妊婦さんの身体の不調を和らげることで
気持ち(心)の余裕をもたらせて
ストレスに対処する方法を見出したり
おなかの赤ちゃんと向き合う
妊娠生活を過ごせるように
サポートする役割があると考えてます。
『ストレス』というリングに上がって
肩肘張って戦闘モードになるより
◆身体の力を抜いて
おなかの赤ちゃんに声をかける。
◆出産までにやりたい事リストを作る。
◆思い切って感情をぶつけてみる。など
ストレスの対処法は人それぞれですが
何がベストなのか
気づくことが出来るよう
施術を受けて下さる
妊婦さんに対して
『穏やかに健やかに過ごせますように』
毎回そう願いながら
大切なお身体を
施術させていただいています。