体質に合わせたむくみケア

・CASE2

「先々週ぐらいまでは

処方されていた漢方薬飲んでいたら

マシだったむくみが牙向き始めました…」

 

※CASE1はコチラ⇒突然の変化

 

 

妊娠中期に入ったばかりの妊婦さんですが

お悩みのむくみの症状は

ほとんど臨月の妊婦さんに見られるほど

パンパンにむくんでいる状態でした。

 

妊娠する前に

なかなか授からないため

不妊治療をしようと受診した際

「子宮筋腫」があることがわかりましたが

不妊治療することなく

めでたく自然妊娠できたものの

ひどいむくみの症状に耐えきれず

お越しくださいました。

 

「子宮筋腫」

子宮の壁(筋層)の中にできる良性の腫瘍で

現在は4人に1人がなるほど身近な病気です。

 

 

妊婦さんで子宮筋腫のある方のほとんどは

問題なく出産出来ています。

実際にこれまでケアしてきた

子宮筋腫のある妊婦さんは

皆さん無事出産されています。

 

 

ただ稀に、妊娠中の女性ホルモンが増加する時期に

筋腫が大きくなって

さまざまな症状を引き起こす場合もあります。

 

子宮筋腫の部位や大きさ、個数、年齢によって

妊娠や出産に与える影響は異なるため

全ての妊婦さんに当てはまるわけではありませんが

流産や早産、逆子などのリスクが

筋腫が無い妊婦さんに比べて高くなることも…

 

 

妊娠中は子宮が大きくなり

骨盤内の血管を圧迫する状態となりますが

そこに加えて

大きくなった筋腫が

さらに骨盤内の血管や神経を圧迫すると

腰痛や下肢のむくみを引き起こしやすくなります。

 

何もケアせずに放っておくと

下半身のうっ血を進行させて

静脈瘤の原因になりかねます。

 

  • かかりつけ医で漢方薬を処方してもらう
  • 適度な運動を行う
  • リフレクソロジーで下肢の血流を促進させる
  • むくみに作用のあるものを摂取する食生活を心がける
  • 妊娠中に出来るストレッチやヨガで骨盤内の血流を促す

 

即効性や持続性は個人差がありますが

むくみを悪化させないためには

どの方法も継続が大切です。

 

ちょうど今の季節は

むくみ作用のある夏野菜の収穫が盛んな時期。

 

夏野菜は食べ過ぎると

体を冷やしてしまいますが

身体を温める作用のある生姜やスパイス

ラム肉や鶏肉と合わせて摂取するように心がけましょう。

 

 

また

  • 適度な運動
  • ストレッチやヨガ
  • リフレクソロジー

これらは

 

☑出産に向けての身体作り

☑ストレス解消

☑リラクゼーション効果

 

ということに繋がるので

お母さんにも

おなかの赤ちゃんにも良いこと尽くし♪

 

 

 

子宮筋腫が出来る原因や

大きくなる原因はハッキリ解明されていませんが

閉経前になると小さくなる人が多いことから

女性ホルモンが関係していることは確かです。

 

妊娠中も

女性ホルモンのバランスが変わりやすく

こればっかりは

人的に作用することは難しいですが

「今」ある症状に向き合って

身体のケアをすることは可能です。

 

ひどいむくみは

本当に辛いですが

出来ることから取り入れて

大切な妊娠期間をお過ごし下さい。