「冷やしたらアカン」理由


秋冬生まれの3人息子を
妊娠中の時は
毎回暑い夏を過ごすという
過酷なマタニティライフ。

無頓着で無知だった若かりし頃

体調管理には気をつけていたつもり

うん。あくまでもつもり(笑)


暑い中でも
しっかりウォーキングして家事もして
そこそこ動き回っていたけど
基本的に素足スタイル。
そして、頑張ったご褒美に毎日アイス(笑)

±0どころかマイナス。

冷やしたらアカンで


と、義母や義母の友人には言われたけど
妊婦健診で通ってた病院からは
特に何も言われてなかったから

というよりも

具体的にどうなるか

という事を教えてくれる人がいなかったから

『冷えたらどうなるの?』


という情報が無く
欲望の赴くままにしてました
(本当にバカチン妊婦やね〜笑)

 

この時期になると

そんな私の妊娠中の身体と

同じ状態の妊婦さんが多く見られます。

 

先日お越しくださった

もともと冷え性という自覚がある

妊娠後期の妊婦さんは

妊娠前はちゃんと冷え対策していたけど

 

湯船につかると湯気で気分が悪くなる
おなかが苦しくてお風呂に浸かれない
暑くて冷たいアイスが欲しくなる
レギンスどころか靴下すら暑くて穿きたくない

など

頭ではわかっているけど

暑さに負けて

冷えを招いてしまうことばかりしてしまう。

 

お母さんの体が冷えてしまっていると

 

血液は流れにくい状態。

 

こむら返り、むくみ、おなかの張り、腰痛など

お母さん自身の身体に影響が出てくる以外に

おなかの赤ちゃんを育てるために必要な

胎盤にも影響が出てきます。

 

 

お母さんの体の血流が冷えて

血の巡りが良くない

 ↓

赤ちゃんに栄養や酸素を与える役割をする

胎盤も同じ状態になる

 

胎盤は血管のかたまりみたいなもの。

 

胎盤を介して

赤ちゃんに栄養や酸素を届けたり

赤ちゃんから不要物を排出するため

赤ちゃんの成長と発達のためには

お母さん自身の血流の巡りが重要

 

 

温かい血液が胎盤に流れていれば

赤ちゃんに栄養と酸素が届きやすい!

 

だから「冷やしたらアカン」と

口酸っぱく言われるんですね~

 

そして冷えは、6つのタイプがあるため

≪手足が冷たい≫だけが

冷えているバロメーターになるとは限りません。

手足が温かくても油断禁物です。

 

そして何よりも

冷えを放置したままでは

子宮筋肉にも血液やエネルギーが巡らず

陣痛が起こりにくかったり

子宮口が開きにくかったりと

赤ちゃんが生まれようとする時に

降りてきにくい体となってしまいます。

 

せっかくの素敵な出産が

陣痛の長時間戦となってしまうことで

お母さんにとって

「辛くて大変。二度と味わいたくない」

という悲しいイメージが根付くものとなってしまいます。

 

 

大変な出産を望むお母さんはいません。

赤ちゃんを感じる出産をするために

身体を冷やさない努力を。

 

暑さが過酷になってくる時期は

足湯+レッグウォーマー

を習慣づけて過ごすことが

妊娠中の身体に負担にならない冷え対策です。

 

バスタブにお湯をためて湯船につかり

湯気や息苦しさに耐えながら身体を温めて

入浴後にお風呂掃除をする労力に比べると

足湯でさくっと温める方が

断然いいですよね( ´艸`)