恥骨痛

妊娠周期が進むにつれて

悩まされる《仙腸関節痛》に続いて

多いのが《恥骨痛》です。

 

(※仙腸関節痛については→こちら)

 

【恥骨】というのは

左右の骨盤を繋いでいる場所です。

 

妊娠中は骨盤が開いていくため

恥骨結合が3~5mmほど広がっていきます。

その時、骨盤がグラグラと

不安定な状態になった時に

恥骨痛は起こります。

症状としては

 

・恥骨に刺すような痛み、電流が走るような痛み

 ズキズキする痛み、きしむ感じがある。

・下腹部、足の付け根、太もも、腰、会陰に広がる痛み

・歩行困難になる

・階段の昇降、寝返りがしにくい

 

といった

日常生活に支障を与えることばかり。

 

骨盤が徐々に広がっていくのは

出産の準備が進んでいる証拠なのですが

それまで耐え凌ぐには辛すぎます。。

 

骨盤の歪みを整えるように

骨盤周辺の弱った筋肉を

 丁寧に優しくケアした後は

日常生活でも

恥骨痛が悪化しないように

気をつけてあげることが大切です。

 

・長時間の運動、物を持ち上げたり運んだりは避ける

・横になる時は、膝を曲げた姿勢で休む

・座るときは足組みはNG!!!膝をわずかに開いて座る

・起き上がる時、寝返りの時は、なるべく足は開かず、出来るだけ両足一緒に動かす。

 

意識しないと

ついつい癖というのは出ちゃいます。

 

出産までの辛抱と我慢せず

出来ることは意識して

お母さんも赤ちゃんも

楽しいマタニティライフを

過ごしてほしいです♪