基礎代謝量の低下

よく、マタニティのお客様から

産後の心配事の一つで、

「妊娠中に増えた体重って、産後きれいに戻るもんですか??」

と質問を受けます。

 

母乳のおかげで、

≪ぐんぐん体重は減る≫というお話はよく聞きます。

実際に、私も産後2カ月ぐらいで、

産前の体重に戻りました。

 

そういったことをお話すると、

皆さんホッと一安心されるのですが、

出産した人全員がそうなるとは、限りませんし、

食べても食べても太らない~

という事は、長くは続きません。。。

 

思っていったよりも早いうちに

母乳が止まってしまう人もいるし、

離乳食が始まり、赤ちゃんがどんどん成長すると、

自然と授乳の回数も減っていき、

作られる母乳の量も減少していきます…

 

前回の記事でも説明したように(ブログは→こちら)

妊娠すると、どうしても身体の巡りが悪くなります。

そういう身体の変化から、

妊娠前よりも疲れやすくなったり、

大きなおなかを支える身体で、思うように動けなかったり、

背筋をまっすぐに保てなかったり、

そういった事が原因で、本来持ってる≪基礎代謝≫レベル

が、妊娠中に低下してしまいます。

 

※基礎代謝とは※

体温を保つ、呼吸をする、心臓を動かすなど

生命活動を維持するために、体で生理的に行われている活動をするのに

必要なエネルギーを言います。

体を動かしていても、寝ていても、じっとしていても

24時間消費されるエネルギーで、女性なら14歳をピークに低下していきます。

また、妊娠・出産のために、

より多くの体脂肪を蓄え、筋肉量が少ないため、

男性よりも、基礎代謝レベルは低い傾向があります。

 

 

そのような状態になっているにも関わらず、

いつもと変わらない、もしくは量が多くなった食生活を続けていると、

ジワリジワリと、気づかない内に体重が増えてしまいます。

確かに、産後しばらくは体温も高く、

母乳の分泌量も盛んなため、食べても太りにくいですが、

それは一時的なこと。

気がつけば体重が増えている~!!

なんて、ショックな事が起きないように、妊娠中でも基礎代謝レベルが

低下しないように心掛けることが大切です。

 

 

どのように基礎代謝レベルが

低下しないように、気をつけたらいいのか…

という内容は、次の記事でご紹介したいと思います~。