妊娠中の腰痛と産後の腰痛

初いのしし(・∀・)♪
初いのしし(・∀・)♪

腰痛は、妊娠中のマイナートラブル、

そして、産後の身体のトラブルの内の一つです。

同じ腰痛でも、妊娠中と産後では、

腰痛が引き起こされる原因が違います。

妊娠ヶ月から、何度かサロンに通ってくださっていた方を、

先日、産後初めての施術をさせていただきました。

(ちゃっかりお土産までいただいちゃいました~^^

本当にありがとうございました♪)

生後3ヶ月の赤ちゃんを抱っこして、長時間歩き回ってたため、

吐き気がするほどの腰痛に耐えれなくなり、お越し下さいました。

仙腸関節の場所
仙腸関節の場所

生後3ヶ月ということは、
お母さんの身体も産後3ヶ月で、骨盤もまだ不安定な状態。
骨盤ベルトも装着せず、長時間抱っこ紐で抱っこして歩き回るのは、腰ににかなりの負担がかかります(>_<)

出産後の女性の身体は、 産後6~8週間ほどかけて徐々に回復していきます。
また、出産直後は全身の筋肉も少なくなっています。

特に腹筋は弱くなっていますので、育児で掛かる負担はより大きなものになります。

体力や筋力が低下している時に、骨盤がまだ開き気味の不安定な状態で、

腰に負担がかかる姿勢が続くと・・・・

 

慢性的な腰痛持ちになったり、

椎間板ヘルニアなどを引き起こす原因にもなりかねません。
なので、産後直後~産後8週間の間に

しっかりと妊娠中の骨盤の歪み・衰えた筋肉の強化・不自然な姿勢による身体の歪みなどを改善しておくことが大切です。


初めてサロンにお越しくださった、妊娠12週の妊婦さんは

(遠い所からお越し下さり、本当にありがとうございました♪)
まだ妊娠初期ですが、
2人目ということもあり、すでに左腰~お尻にかけての鋭い痛みに耐えられず

急遽お電話下さいました。

妊娠すると、出産に備えて骨盤を拡張させるための[リラクシン]

と呼ばれる妊娠中に分泌される弛緩ホルモンの影響によって、

体の靭帯が緩みます。
そして、子宮の成長により骨盤周囲のコアマッスルが引き伸ばされ腹筋が弱まり、

腰痛の原因となります。
その他に、妊娠に伴う体重増加や歩行姿勢の変化によって

仙腸関節への負担が高まる事も原因の一つです。


腰痛は腰痛でも、
妊娠前と産後では、こんなにも違うものなのです。
サロンや自宅でのケアの方法や、

日常生活で気をつけるポイントも違いますので、

それぞれの症状に合わせた施術を行い、

セルフケアのアドバイスをさせていただいております。